桃山学院教育大学アスレチックトレーナー 川西 弘晃 NATA-ATC

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アスレチックリハビリテーション実践編

【ACL(前十字靭帯)術後から競技復帰 ステージ3】

ひざのケガとして代表的なものは、靭帯や半月板損傷です。また損傷度合いによっては、手術をして約8ヶ月、半月板なら4~6ヶ月はリハビリをすることになります。

そしてその後、元のようなプレーができず引退する選手や競技スポーツを断念するケースも少なくありません。なぜ、ひざに大ケガをするとスポーツを断念しなければいけないのか?

大腿部の筋力トレーニングができる段階まで最大5㎝もの大腿四頭筋萎縮が起こります。ダッシュやジャンプなどの不安を払拭し心身ともに準備して競技復帰を目指すためにもアスレチックリハビリテーションは必要不可欠なのです。

<ステージ3 4~6週目>

初期筋強度(低負荷)・コーディネーション能力を養う段階です。

アスリハを開始する前には必ずウォーミングアップ(バイク等)、アスリハ前後にはストレッチ(アキレス腱、ふくらはぎ、ハムストリングス、大腿四頭筋)を実施しましょう。

①股関節運動+パワーアンクル

➁バランスボールスクワット

➂フロントハーフランジ

④踏み台昇降フロント

➄踏み台昇降サイド小幅

⑥踏み台昇降サイド大幅

⑦開脚スクワット

⑧片足フロント&サイドキック

⑨T字振り子

⑩サイドランジウォーク

⑪ジグザグランジフロン&バック

①股関節運動+パワーアンクル

➁バランスボールスクワット

➂フロントハーフランジ

④踏み台昇降フロント

踏み台昇降サイド小幅

⑥踏み台昇降サイド大幅

⑦開脚スクワット

⑧片足フロント&サイドキック

⑨T字振り子

⑩サイドランジウォーク

⑪ジグザグランジフロン&バック

理学療法士、国際カイロプラクター
Ken企画 渡辺 賢治

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問診について

こんにちは理学療法士、国際カイロプラクターの渡辺賢治です。

今までは検査の重要性をさんざん語ってきました。

今回からは各論に入ります。

まずは問診です。

カルテを書くときの基本となるSOAPの最初の段階である「S」ですが、これはsubjectiveといって、主観的な情報です。「O」objectiveで、客観的な情報で、「P」を元にさまざまな検査を行います。

「P」病歴聴取です。

病歴聴取は、患者に話したいことを自由に話させる「open ended」という形式と、施術者側がピンポイントで重要な質問をする「closed ended」という2つの形式があります。

基本は「open ended question」から始め、最終的に「closed ended question」という流れになります。

病歴聴取も闇雲に行うと、話しがどんどん逸れて、肝心な情報がなかなか得られなくて、時間ばかり経ってしまうということが良くあります。

聞き取るポイントは、「OPQRST」という頭文字の流れで覚えてください。

Onset(発症)

Provacative/Palliative(増悪/緩和)

Quality(質)

Radiation(拡がり)

Site(部位)

Timing(タイミング)

患者の話の中で、これらが出てくると注意して聞くことです。もし出てこなければ「closed ended question」で漏らさないように聞き取ります。

例えば患者が痛い場所を「ここ」と指一本で示せる痛みは、浅層の痛みです。「この辺り」とややぼんやりとしてるときは、筋肉や靭帯のようにやや深い部位だと想像できます。

「この辺りから〜」と拡がりを示唆するような言い方は放散痛や関連痛を想像できます。

急に始まったのであれば外傷や血管・循環障害や感染を考えられますし、徐々に起こったものなら変性パターンかもしれないと想像できます。

増悪/緩和因子も重要な情報です。特定の動きで痛み、休むと楽だという情報があれば、筋骨格系の問題の可能性が大きく、特定の動きは関係なく、休むことも関係ないのであれば、筋骨格系の問題より病的な問題を想像できます。

朝が痛いなら関節炎朝がこわばるなら関節の変性夜間痛なら五十肩のように肩の問題、そして股関節の問題も夜間痛が起りやすいです。そして癌などは夜間痛が特徴的にあります。

現症状に対して、付随する症状を聞くことも大事です。

例えば肩が痛いという症状は、考えられるだけでもたくさんあります。私の通っていた国際教育基準のカイロプラクティック大学では、1つの症状から最低20の病態を想起出来なければいけないと教わりました。肩の痛みに付随する症状として、動かすと軋轢音がするなどは腱板損傷の特徴です。

情報が1つ増えると、これだけ確定診断が容易になりますので、必要な情報を的確に収集する能力が求められます。

しかし情報をいくら集めても、それらの意味を知らなくては処理できません。

例えば問診票によくある「嗜好品」。

タバコやお酒によるリスクは分かりますが、コーヒーは意味が分かりますか?

コーヒーをたくさん飲む方は、日常的にストレスに晒されています。

このように些細な疑問を解消していくことが知識の蓄積になり、それが応用力となっていきます。

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