アスレチックリハビリテーション実践編

【ACL(前十字靭帯)術後から競技復帰 ステージ2】

ひざのケガとして代表的なものは、靭帯や半月板損傷です。また損傷度合いによっては、手術をして約8ヶ月、半月板なら4~6ヶ月はリハビリをすることになります。

そしてその後、元のようなプレーができず引退する選手や競技スポーツを断念するケースも少なくありません。なぜ、ひざに大ケガをするとスポーツを断念しなければいけないのか?

大腿部の筋力トレーニングができる段階まで最大5㎝もの大腿四頭筋萎縮が起こります。ダッシュやジャンプなどの不安を払拭し心身ともに準備して競技復帰を目指すためにもアスレチックリハビリテーションは必要不可欠なのです。

<ステージ1;2~4週目>

引き続き関節可動域改善及び筋強度(低負荷)・バランス・歩行訓練を開始する段階です。ステージ1も取り入れながら徐々にステージ2に移行してください。プログラム前には必ずアイシングを20分実施しましょう。

①レッグエクステンション90~45°

➁仰臥位レッグカール

➂ヒールレイズ

④サイドハーフランジ

➄片足立ち

⑥バランスボールハーフスクワット

⑦つま先かかたタッチ歩行

⑧コーンフロント&サイド歩行

⑨コーンバック歩行

①レッグエクステンション90~45°

➁仰臥位レッグカール

➂ヒールレイズ

④サイドハーフランジ

➄片足立ち

⑥ハーフスクワット

⑦かかとつま先歩行

⑧歩行訓練コーンフロント&サイド

⑨歩行訓練コーンバック

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