ハムストリングス肉離れ
ハムストリングスは大腿部後面の筋肉で股関節伸展や膝関節屈曲に作用します。一般的に大腿部前面と後面の強さとの比率は4:1と言われ後面のハムストリングの方が大腿部前面よりも弱くできています。
従ってハムストリングの筋力不足や疲労の蓄積は肉離れの原因にもなります。スポーツでは一度この筋肉を損傷すると「癖になる」とよく耳にしますが、決してそうではありません。
アイシング、ストレッチ、アスレチックリハビリテーション(ステージ1~3)を段階的に実施することで今まで以上に強いハムストリングスを作ることができます。
<ステージ2>
2週目~4週目 可動域改善と徐々に筋肉を強化する段階です。アイスバッグでアイシング20分又はアイスマッサージ10分。プログラムは1日1回、10~20回を3セット実施しましょう。
【プログラム】
①ライト筋膜リリース
②ストレッチ
➂アイソメトリックボールハムカール
④スタンディングバランスボールライトハムカール
➄ライトヒップスラスト
⑥片足ライトヒップスラスト
⑦エアロバイク
【解説】
①ライト筋膜リリース
➁ストレッチ
➂アイソメトリックボールハムカール
④スタンディングバランスボールハムカール
➄ライトヒップスラスト
⑥片足ライトヒップスラスト
⑦エアロバイク
この段階では、痛みは残っているのでプログラム終了時にはアイシングとストレッチを必ず行いましょう。
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