両立支援等支援助成金 (出生時両立支援コース)ご紹介

まだまだ暑い時期が続いています。

マスク生活も大事ですが熱中症も気を付けないといけないですね。なんとかこの状況を元気に乗り切りましょう!

さて、今回紹介するのは、両立支援等支援助成金 の出生時両立支援コースです。

このコースは、今年の4月1日から育児・介護休業法が段階的に改正されています。その改正に合わせての助成金と位置付けられます。

●助成金概要

・第1種助成金

男性社員の子どもが生まれてから8週間以内に育児休業を開始すると20万円の助成金が支給されます。1事業所1回のみ申請できます。

さらに、育児休業を取得した男性社員の業務を代替する社員を新規雇用した場合、20万円が加算されます。代替要員が3人以上の場合は45万円が加算されます。

・第2種助成金

1種助成金の支給を受けた中小企業で、第1種助成金を支給された男性社員以外に連続5日以上の育児休業を取得した男性社員がおり、男性社員の育児休業取得率が3事業年度以内に30%以上上昇した場合助成金が支給されます。

助成金額は取得達成が1年以内ならば60万円2年以内ならば40万円3年以内ならば20万円と達成した時期により異なります。

中小企業とは、資本金または労働者数が次のいずれかに該当する企業の事業主です。

業種資本(出資額)常時雇用する労働者
小売業(飲食店を含む)5000万円以下50人以下
サービス業5000万円以下100人以下
卸売業1億円以下100人以下
その他の業種3億円以下300人以下

●支給要件

1,第1種助成金

★育児・介護休業法に規定する※雇用環境整備を実施する
★男性社員が5日連続で育児休業を取得する
★育児休業取得者の業務を代替する社員の業務見直しにかかる規定を作成・体制の整備をすること

※以下4つのうち2つ以上の実施が必要
①労働者に育児休業にかかる研修の実施
②育児休業に関する相談体制の整備
③労働者に育児休業の制度および育児休業取得の促進に関する方針の周知
④労働者の育児休業の取得に関する事例の収集および事例の提供

2,第2種助成金

★育児休業を取得した男性社員が、第1種助成金の申請をした男性社員以外に2人以上いること。

●申請の流れ

規程の作成
(雇用環境整備2つ以上の実施)

一般事業主行動計画の
届出・公表

育児休業を連続して5日以上取得および代替要員導入 第1種助成金支給

3事業年度以内に育休取得率が30%以上達成 第2種助成金申請・支給

やってみたいけどちょっと不安、もう少し詳細を聞きたい、代行申請してほしいなどのご相談は
goto@smc.ac.jp
シズイ労務サポート後藤宛まで連絡ください。

では、また次回お会いしましょう。

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