業界の今後100年について
整骨院には健康意識が高い人が通われていると言う認識があるのではないでしょうか?
しかし、どちらかと言うと整骨院には健康意識が低い方が集まるとも言われています。
ものすごく健康状態が悪い患者様はおそらく入院されていることが多いかと思います。
入院が必要ではないですが、健康状態が悪いと言われる患者様は、痛い辛いだるいこのような症状が出てきている方になります。
これまでの100年の整骨院は、健康状態が悪い、肩が痛い辛いだるいが取れるところまでを行われていました。
しかし、整骨院の認知も広がってきており、患者様にとって整骨院に通うことで痛い辛いだるいが取れるのは当たり前になってきています。
整骨院が今後求められることの1つとして、健康状態を普通にするだけではなく、普通の状態から健康状態が良いと言われるところまで、見ていくことができるのかが今1番求められているところになっています。
その中で、ジムやパーソナルトレーニング、ヨガ、カーブスなどの健康を維持するための施設が多くできてきております。
健康意識が高い人たちは、もともとこういったところに通っているため、
痛い辛いだるいが出てしまってから通うことになる整骨院にはどちらかと言うと健康意識が低い方が多いと言うふうに言われております。
整骨院でもジムと併設していたり、パーソナルトレーニングのメニューを取り入れている所が増えています。
しかしこれらのターゲットとしては、学校の部活動などでスポーツをしている競技者に対して行っていることが多いです。
おおよそ来院患者さんの2割は外傷と言われており、残りの8割の患者様は運動しない層になります。
スポーツをしている方は、嫌でも自分の体に興味を持っています。なぜなら自分の身体の状況がパフォーマンスに影響するからです。
しかし、先ほども述べたように、来院患者様の8割は運動しない層になります。
この8割に対してウェルネスコンディショニングやストレングストレーニングが必要だと考えております。
健康意識が低い方たちに対して、パーソナルトレーニングやジムでのトレーニングを行うのは、なかなか敷居が高く始める人は少ないですが、整骨院だからこそできる予防メニューとして何を提供していくかが今後1番求められています。
もちろんこれまでの健康状態が普通になるメニューも必要とされていますが、いかに患者様の健康状態がいいと言われる状態まで導いていけるかが今後のニーズになります。
売上の定義は、『患者様の満足度と期待されている指数』であると我々は考えておりますが、相手軸、患者様軸になり、新領域に取り組んでいる整骨院は売上が伸び続けています。
今後必要とされるニーズを次回以降でも伝えていきます。