【 執筆者様のご紹介 】

帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科
山本 明秀

【記事内容】:
トレーナーという仕事(初級編)
・治療院とスポーツ現場との違い
・スポーツ現場でのコミュニケーション
・医療機関との連携 など

【読者に伝えたいこと】

筆者は現在、本業とは別に何校かの高校チームにトレーナーとして関わっておりますが、コロナ禍によりチームの活動が制限される、学外者の関りを学校側から拒否される。この2年ほどはそんな影響を受けております。

世間から見たスポーツは、通常の生活が送れる上での(言い方が悪いですが)『おまけ』のような物という位置づけであると感じます。

スポーツに関わる者、中でもコーチではなくトレーナーとして関わる場合にはこのような社会状況になると声が掛かりづらくなってしまいます。

活動時間が制限されている現状では、トレーナーを呼んでのトレーニングや身体のケアよりも、技術練習に時間を使いたいということも仕方がないことだと思っています。

しかしながら、こちらを信頼してもらえれば、何とかして呼べるように各方面に働きかけをしてくれ、「通常よりも時間は短くなりますが何とか来てもらえないか?」と提案していただけるチームもあります。

今後の「からだサイエンスnet」では、トレーナーとしてチームに関わろうとしている方々の活動のヒントや、スポーツ現場で信頼してもらえる行動、あるいは2度と呼んでもらえないような要注意な行動、選手や指導者、保護者などへの関わり方などをお伝えしたり、現場で必要とされるようなスキルについても触れていきたいと考えております。

少しでもチームに必要とされるトレーナーになれるよう。誰でも良いではなく「この人に来てもらいたい」と思ってもらえるようなトレーナーに読者の方がなれるよう、お話を進めていければ良いかなと思っています。

まずは技術系のお話ではなく、チームにおける立ち位置などについて述べて行く予定です。宜しくお願いします!

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