アスレチックリハビリテーション実践編

【内転筋肉離れ ステージ3】

 内転筋は、主に切り返しや方向転換、サイドステップなどの素早い横方向の動きにエキセントリック(求心性収縮)な動きに作用します。

オーバーユーズによる筋肉へのストレスが蓄積されている時に肉離れを起こしやすいことが知られています。内転筋肉離れは、ハムストリングス肉離れ同様、一度損傷すると癖になる言われていますが決してそうではありません

段階を経て適切にアスレチックリハビリテーションを実施することで軽度であれば1~2週間、中等度であれば3~6週間で練習に復帰することができます。再発防止は勿論のこと俊敏性など素早い動作の向上にも大きく貢献します。

<プログラム後編>

ステージ2を痛み無しでクリアーできたら次はステージ3に移行できます。更なる筋力強化で競技復帰を目指しましょう。この期間中にキャッチボールやシューティングなど徐々に競技種目の動きなどを取り入れできる範囲から始めると良いでしょう。

① タオルスライドハード

➁バランスボールロールスクワット

➂ボール(大)アダクション

4ステップ&シフト

➄ウォーターバッグサイドシフト

⑥バランスボール立ち

⑦メディシンボールプッシュ

⑧チューブクイックアダクション

⑨サッカーボール連続キック

⑩片足スイング

⑪コペンハーゲンアダクション膝曲げ

⑫コペンハーゲンアダクション膝伸ばし

コメントは利用できません。

鍼灸や柔整情報のポータルサイト

無料登録はこちら